007 慰めの報酬 【3本目】
【演出】 ★★
【映像】 ★★★★
【全体】 ★★
【総合】 55点
【監督】マーク・フォースター
【主演】ダニエル・クレイグ
【公開】2009
【良かったところ】
新ボンドシリーズ2作目、通算では22作目に当たります。前作と同様世界各地の様々な場所に飛んで破天荒な追走劇を見せるボンド健在、飛行機・ボートチェイスやカーチェイスの規模もさらに大きくなって舞台も壮大になってます。ボンドと言えば冷徹に淡々とこなすといったイメージがありますが新生ボンドはその辺割と心を時折見せていく感じなのでしょう、チラチラ本音が見えるのでラストシーンの重みが出たのは良かったですね。あとボンドガールが綺麗!
【悪かったところ】
アクションの規模の増やし方に若干失敗してる気がしないでもない...凄いのは凄いんだけどなぁっていう。前作にあった「すごい画だ!」て部分がごっそり抜けてしまった感じ。しかも今回は話の内容は陳腐もいいところなので、見所はもうハリウッド的ドンパチしかないと思うんですが...肉弾戦も序盤のロープのあたりだけでしたね凄いのは。何せ前作のアクションが凄かっただけに印象として下がってしまうのは仕方ないといったところ。
総合点は55点でした。
【戯言】
メイキング見る限りロケがかなーり大変そうでしたね。でも世間的な評価もあまり良くないみたいなので、ほんと監督・撮影監督や脚本家の方向性決定の部分って大事だなあと....