ジュピター【4本目】【映画館1本目】
※上映中の映画です。ネタバレご注意ください。
【物語】 ★
【演出】 ★
【映像】 ★★★★★
【全体】 ★★
【総合】45点
【監督】ラナ・ウォシャウスキー/アンディ・ウォシャウスキー
【主演】チャニング・テイタム、ミラ・クニス【公開】2015年
【良かったところ】
映像素晴らしいです。さすがマトリックスで一世を風靡しただけあり、技術そのものもそうですがバトルシーンの展開、スピード感、迫力は群を抜いていますね。特に今回は未来的な世界観なので武器やガジェット類が目新しいものばかりなんですが、そのデザインと見せ方は一級!バトルシーン以外でも背景の色彩なんかは独特の渋みがありましたね。
【悪かったところ】
映像以外全てです。特に脚本。ビックリするほど面白くありません。「それ風」なセリフ並べて世界を説明した感じになるのやめて欲しいです。映像と映像の繋ぎみたいな感覚なので実際映像がすごくても動機に至る感情移入にはならないですね...とりわけ驚いたのは悪役の最後のセリフ。個人的にはここ数年で一番ひどい!中学生が考えたみたいなセリフでした。
というわけで映像を楽しむ「だけ」の映画と思った方が良いと思います。総合点は45点です。
【戯言】
今思い返せばマトリックスも別に脚本が良かったわけじゃないんだよね。しかも脚本はウォシャウスキー姉弟自身がやってるからタチ悪い。もう別の人にまかせたらどうすかね...