メイズ・ランナー 【8本目】【映画館5本目】

※上映中の映画です。ネタバレご注意ください。


【物語】 ★★

【演出】 ★★★★

【映像】 ★★★★★

【全体】 ★★★★

【総合】 75点


【監督】ウェス・ボール
【主演】ディラン・オブライエン
【公開】2015年

【良かったところ】
とにかく映像、これに尽きます!ただVFXがすごいというよりは、それを含む映像の見せ方全てが凄いです。パニック映画的なスピード感、作りこまれた世界観と美術、役者たちの鬼気迫る演技も良かった!この手の話でそういう部分が疎かだと急に白けるものですがこの映画はまさにハリウッドだからできるスケール感で再現されていましたね。あと何気に役者陣が若手ばかりなのも良いと思います。


【悪かったところ】
物語全般です。設定がもうSAW+CUBE+進撃の巨人という感じ。尺の都合上展開が駆け足なのも仕方ないんですが、それにしてもお約束的な設定や展開を画でみせるための無理やりな矛盾が多いような気がします。大きな思惑が絡んでる風なのはいいんですが、それをやるなら細部までよくできてないとこれはこれで白けます。
まあそういうところを抜いてもド迫力の映像と雰囲気は映画館で体験した方が良いです!総合点は75点です。


【戯言】
2作目の公開が日本でも10月と決まりましたね!ホビットみたいに3年がかりにされても待ちきれないのでこの間隔はちょうどくらいだと思いますが果たして展開的にはどうなのか・・・