キル・ビル Vol.2 【17本目】

【物語】★★
【演出】★★★
【映像】★★★
【全体】★★★
【総合】55点

【監督】クエンティン・タランティーノ
【主演】ユマ・サーマン
【公開】2004年

【良かったところ】
Vol.2から引き続き、多国籍な趣味趣向がすごいですね！監督の映画好きが非常に細部まで行き渡ってます。修行シーンなんて古き良きアジアンカンフー映画そのものでしたよね。効果音の使い方とかカメラの寄り方とかすごく、ぽい！ラストシーンでのキドーの色んな感情が入り混じった表情と演技はこのシリーズでも随一の名演技ではないでしょうか！あと何気にスタッフロールに演歌って画期的じゃないすかね。

【悪かったところ】
前作はアクションの見せ場が最高だったんですが、今作は.元々1つの映画だったものの後半ですから解決編として落ち着けどころだけが抜き出された感じです。仕方ないっちゃないかもしれませんが1本の映画としてはどうなのってのはありました。Vol.1が面白かったので最後まで観るか...っていう映画ですね。
でも、この2作通して監督の趣味趣向が十分楽しめる作品ではあったと思います。間違いなく次世代に名を残すタランティーノの名作シリーズには違いないでしょう、総合点は55点です。

【戯言】
Vol.1観てからだいぶ時間が経ってしまいました。デス・プルーフが面白かったので流れで観てしまいました。これでタランティーノ作品は残すところ2作品！